春の高校バレー JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会長野県ファイナル(代表決定戦)
【大会副委員長(長水協会理事長) 竹内 護】
11月8日(土)・9日(日)に長野市ホワイトリングに於いて標記大会が行われ、第1次ラウンドを勝ち抜いた男女各8チームが熱戦を繰り広げました。大会初日は準決勝までが行われましたが、上位シード校がその実力を遺憾なく発揮し、順当に勝ち上がりました。その中でも、男子の岡谷工業高校対長野日大高校(以下「長野日大」)、女子の松商学園高校(以下「松商」)対松本国際高校(以下「松本国際」)の試合は、一進一退の主導権争いが終盤まで続く激戦となりました。ここを勝ち抜いた長野日大と松商が、先のインターハイ予選を制した松本国際と東京都市大塩尻高校(以下「都市大」)への挑戦権を獲得しました。
翌日行われた男女決勝戦では、審判委員会の充実を図る取り組みの一環として、県協会念願のレフリースタッフ全員を女性で揃えること、更に今年度の審判資格取得検定に於いて優秀な成績で合格した中学3年生を記録員として起用するなど、様々な工夫が行われました。試合進行も大変スムーズに行われ、大きな成果となりました。
選手も奮闘して好プレーを連発。大変見応えのあるゲームを見せてくれました。女子決勝戦では、互いに好レシーブから展開力のある攻撃を繰り広げ、第1・第2セットともに2点差の大接戦となりました。この試合は、都市大が必死に食い下がる松商を振り切り、8連覇を達成しました。
一方の男子決勝戦、12年ぶりの選手権大会出場に向けて力強い攻守で挑んだ長野日大でしたが、松本国際もコートに立った選手全員がアタックにブロックにと満遍なく得点を重ね、試合を優位に進めて行きました。各セットとも終盤の競り合いから抜け出した松本国際が、2年連続13回目の優勝を達成しました。
10月19日に南信地区で始まった第1ラウンドから、各地区関係者の皆様や共催の高体連役員の皆様及び長野放送様他協賛各社など、全ての関係者の皆様に感謝申し上げ、報告とさせて戴きます。本大会での両校の大活躍を期待しております。







