女子は豊科JVC 混合はわくわくエース南箕輪 男子は小布施スポーツ少年団が優勝

マルニシCUP 第43回長野県小学生バレーボール大会

【県小連理事長 西澤 悦郎】

 安曇野市三郷文化公園体育館をメイン会場として10月26日(日)に女子の部・混合の部を、又、諏訪市清水町体育館にて11月2日(日)に男子の部を、各地区を勝ち抜いた女子16チーム、混合4チーム、男子8チームにより標記大会を開催しました。他の大会と開催日程が重なってしまったためカ、テゴリーごとの開催となってしまいました。
 女子は「豊科JVC」、混合は「わくわくエース南箕輪」、そして男子は「長野小布施スポーツ少年団」が優勝に輝きましました。以下各優勝チームのコメントです。

「マルニシカップ第43回長野県小学生バレーボール大会を優勝で終え」

≪豊科JVC 丸山文生≫

 10月28日(日)に安曇野市三郷文化公園体育館ほかで行われた、6年生にとっては県内公式戦最後となる大会で、2年連続3回目の優勝をすることが出来ました。

 このチームは昨年度の長野米カップ(新人戦)決勝戦フルセットの末に敗戦=準優勝で始まり、その悔しさから敗因でもあったレシーブ力を重視しつつ、攻撃力向上の練習に励みました。スミセイVitalityカップJVA第45回全日本県大会・スポーツ少年団エンジョイバレーボールフェステバル県大会で優勝を果たし、このマルニシカップで優勝しての3冠を希望に臨みました。

 どのチームもこの時期になると力をつけて来ており、初戦はプレッシャーからかレシーブが上手く行かずにもたつく場面も有りましたが、数々の大会経験で精神力も強くなっていたことやコート内での声掛けで立ち直ることができました。その後も苦戦を制して決勝戦まで勝ち上がり、決勝では攻撃力を上げてきたチームが相手で中盤まではなかなか点数を離せない苦しい展開でしたが、それでもレシーブ陣が踏ん張ってアタッカー陣が打ち切る良い形で勝利。全3大会ブロック大会から県大会まで1セットも落とさずに3冠を達成することができました。

 この結果を12月25日(木)~28日(日)に京都府で行われるエンジョイバレーボールフェステバル全国大会に繋げたいと思います。昨年度は、決勝トーナメント進出決める決定戦をフルセットで落とし、最終日に残ることが出来なかったので、今年こそはと頑張って来たいと思います。

 最後に成りましたがご協賛頂いている株式会社マルニシ様、県バレーボール協会、県小連の皆様に感謝致します。日頃より沢山の方々のご協力あっての結果と思っております。本当に有難う御座いました。

「マルニシカップ 優勝をして」

≪わくわくエース南箕輪監督 橋爪裕人≫ 

 長野米カップで優勝させて頂き、一番の目標にしていた全国大会の出場を後一歩で逃したあの日から、マルニシカップ大会での優勝。リベンジを果たすために6年生15人を中心に練習に励んできました。

 そして迎えた決勝戦。相手は長野米・全日本と同じ、そして全日本で敗れてからずっと追いかけていた中込JVCさん。お互い一進一退の攻防で、最終フルセットへ。最終セットの開始からサービスエースを数本取られて劣勢からのスタートとなり、選手・応援も気持ちが重くなりかけましたが、主将を中心に声を掛け合い、これまでずっと意識してきた「最後まで攻め切る」ことを選手達がやり切ってくれました。そして、終盤に逆転して優勝を掴み取ることが出来ました。

 全日本直後はチーム全体が沈んで、バラバラになりそうなこともありました。ですが、様々な困難を乗り越えて少しずつ状態も上がり、15人の6年生が一丸となって有終の美を飾ることが出来ました。一人ひとりが本当に大きく成長し、全員で掴み取った結果でした。6年生、本当におめでとう!!!

 最後になりましたが、本大会開催に当たりご尽力頂きました関係者をはじめ、わくわくエース南箕輪に関わって下さった全ての皆様に心から感謝申し上げます。

「マルニシCUP第43回長野県小学生バレーボール大会県大会を終えて」

≪長野小布施スポーツ少年団男子監督 鈴木直人≫

 マルニシCUPに代わり5年が経ちました。私がマルニシの社員ということもあって、この大会にかける想いは誰よりも強く、優勝することができてホッとしています。

 当社のお客様のお子さんや、お孫さんが参加している方も多く、いろんな所から反響の言葉を頂いて、少しずつ「マルニシCUP」が長野県内に浸透してきました。

 新人戦・全日本・スポ少と松本ヴィガフェニックスに毎回負けていましたが、今回ようやく勝つことができて本当に嬉しく思っております。

 六年生最後の公式戦ということで、六年生3人が本当に頑張ってくれました。会場全体が両チームのワンプレー・ワンプレーにどよめき、敵味方関係なく応援をして頂きました。お互いに何度も何度も拾って繋ぎ、アタッカーがそれに応える姿に本当に感動しました。これからも人に感動を与え、周りの皆様から応援して頂ける、そんな選手を育てて行きたいと思います。

 引続きこの大会を盛り上げ、バレーボール人口が増えるよう頑張っていきます。マルニシCUPにご尽力頂いた役員・関係者の方々に、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。