わたSHIGA輝く国スポ ~ 粘り強く戦ったが悔しい敗戦

第79回国民スポーツ大会

【県強化委員長 鏡味 照明】

 9月28日(日)から第79回国民スポーツ大会バレーボール競技会が滋賀県で開催され、6人制少年男子に長野県(松本国際高校単独チーム)が出場しました。28日の1回戦からの出場で、都城工業高校が中心の宮崎県選抜との対戦でした。

 第1セット、序盤から一進一退の攻防が続く中、長野県がやや優勢に試合を進めていましたが、勝負所でのミスが響き、終盤宮崎県に一気に逆転されて22-25でセットを失いました。第2セットに入っても、主導権は宮崎県に握られたま。長野県は攻撃力を期待した木村の調子が今一つ上がらず、リードを広げられてしまいました。何とか流れを変えようと途中、木村に代えて勝山を投入してから徐々に落ち着きを取り戻して互角の戦いとなりましたが、22-24と先にマッチポイントを握られた。しかし、そこから驚異のレシーブで粘り抜いて同点とすると、今度は宮崎県が焦りからかミスを出し、逆転で長野県が26-24でセットを奪い返し、フルセットに持ち込みました。最終セットになると、2セット目の逆転で勢いに乗った長野県が中盤まで最大4点のリードを保って優位に立ちましたが、チャンスの場面でミスが続いてリズムを崩し、終盤に逆転されて再び先にマッチポイントを握られてしまいました。何とか粘ってデュースに持ち込みましたが、最後は力尽きて24-26でセットを落とし、セットカウント1-2で宮崎県に敗れました。

 今年度の総括とすれば、北信越国スポであわよくば3種別突破の可能性があったが勝ち切れなかったこと、ビーチ少年女子では2年連続の上位入賞を目指したが、1回戦で準優勝したチームと当たってしまったことなど、可能性を持ちながらも結果を出せなかったことが悔やまれます。3年後に迎える長野国スポに向け、各種別での底上げができるよう更なる対応・支援を考えなければと感じました。