春の高校バレー 長野県ファイナルラウンドに進出するベスト8が決定!

第78 回全日本バレーボール高等学校選手権大会長野県第1ラウンド

【諏訪湖周辺協会理事長 小松 宏・上伊那協会理事長 北原善昭】

 山々の木々が少しずつ紅葉し始めた秋晴れの中、10 月19日(日)に標記大会長野県第1ラウンド(ベスト8まで)が県内各地の予選を勝ち抜いた学校が集まって開催されました。会場は、男子が岡谷東高校体育館と岡谷工業高校体育館、女子が伊那弥生ヶ丘高校体育館と伊那市立伊那中学校体育館のそれぞれ2会場、計4会場に分けての開催でした。

 参加チームの状況は、3年生を主体とするチームや1・2年生を主体とする新人チームなど、それぞれでしたが、各コートで手に汗握る熱戦が繰り広げられました。どのチームも全員がプレーごとに声を掛け合って盛り上げる一方、応援にも熱が入り、ギャラリーからは大きな声援が選手に送られ、コートとギャラリー共に盛り上がっていました。

 第一試合から序盤から激しい主導権争いで、非常に競った試合が多く、非常に見ごたえがありました。内容としてはどのチームも大差はなく、例えば1本のサービスエースから流れを掴んだり、1本のブロックポイントから連続得点に繋げたりと、ほんの少しの所で勝敗が分かれた気がします。当たり前のプレーを当たり前に実践する難しさを、改めて感じさせられました。

 各コートとも2試合目からはシード校の登場となり、一味違った展開になりました。序盤から攻めのサービスに加え、速攻も加えた多彩な攻撃の数々。試合の主導権を渡さずに終盤まで持ち込むゲーム運びは、まさに圧巻という印象でした。

 この日の結果、男女ともシード校が勝ち上がり、ベスト8が出揃いました。勝ち残ったチームは11月8 日(土)~9 日(日)、長野市のホワイトリングで開催されるファイナルラウンドへ進みます。ベスト8のチームの皆様、ファイナルラウンドでも熱い戦いを期待しております。

 最後になりましたが、本大会のために会場をお貸し頂きました4つの高校の関係者の方々や長野県協会役員の皆様、そして地元協会役員各位に厚く御礼申し上げます。誠に有り難う御座いました。