決勝では共にフルセットの激闘を制して男子は須高 女子は塩尻木曽が優勝!

長野県13地区対抗6人制バレーボール男女選手権大会 U-14の部

【県指導普及委員長 原 暁生】

 標記大会が10月11日(土)・12日(日)、塩尻市総合体育館(ユメックスアリーナ)を中心に13地区から男女各15チームの参加により開催されました。

 男子決勝は、須高と上伊那Aの対戦となりました。1セット目は、須高が夏の県大会を制した小布施クラブの選手を中心に、25-22で先取しました。2セット目は、互いに譲らず一進一退の攻防が終盤まで続きましたが、上伊那Aが粘り強いレシーブから流れを引き寄せ、逆に25-23でこのセットを奪い返しました。セットカウント1-1で迎えた最終第3セット。又もや終盤までもつれる試合展開となりましたが、最後は須高が強烈なサーブからの連続得点で抜け出し、15-12でこのセットを奪ってセットカウント2-1で優勝しました。

 女子決勝は、塩尻木曽Aと松本Aの中信勢同士の対戦となりました。1セット目は、松本Aが高さを生かした攻撃から点数を重ね、25-22で先取しました。2セット目は、塩尻木曽Aがブロックアウトや軟打から点数を重ね、25-20でこのセットを取り返しました。最終3セット目。序盤は、松本Aが強烈なスパイクで抜け出しました。対する塩尻木曽Aは、チェンジコート後の好サーブから反撃を開始。流れを最後まで離さずに15-12でこのセットを制し、塩尻木曽Aがセットカウント2-1で優勝しました。

 中学校部活動の地域移行が進む中、各地区で中学生チームの数が減少し、今大会に男女片方だけにしか参加できない地区もありました。中学期のバレーボールの普及を、これまでの中学校部活から地域が担うという大きな転換期を迎え、この大会の参加方法やあり方について検討していく必要があると感じました。