男子は春富中学校のペアが 女子は塩尻中学校のペアが全国大会へ

JVA 第5回全日本中学生ビーチバレーボールU15選手権大会(2人制) 長野県予選会

【中体連県専門委員長 小田切 克仁】

 駒ヶ根市森と水のアウトドア体験広場ビーチバレー専用コートにて7月5日(土)、標記大会が開催されました。

 今大会は4回目となる大会で、年々参加チームが増え、今年度は男子8ペア、女子19ペアが参加しました。中学3年生は国スポのターゲット世代。未来を担う選手達が、朝から気持ちよく晴れ上がった空の下、暑さに負けず、熱戦を繰り広げました。

 試合は、午前中に予選グループ戦(15点マッチ)、午後に男子はグループ1・2位チームによる決勝トーナメント、女子はグループ1位による決勝トーナメント(共に21点マッチ)で行われました。

 男子決勝は、BC春富(守屋・北原ペア)と、赤穂M(田中・細川ペア)による、上伊那同士の対戦となりました。守屋・北原ペアは、緩急自在のショットを駆使し、他を圧倒して勝ち上がってきました。一方の田中・細川ペアは粘り強く拾い勝って、接戦をものにして勝ち上がりました。試合は、互いに持ち味を生かして終盤まで一歩も譲りませんでしたが、攻撃力・サーブ力に勝る守屋・北原ペアが、17―17から連続得点。21-17で競り勝って、見事、第4回大会を制しました。

 女子決勝トーナメントは、グループ戦で他を圧倒した塩尻A(田中・小松ペア)を軸に、昨年度優勝チームを輩出した伊那東部中女子バレー部から3チームが勝ち上がり、優勝候補である塩尻Aをどのチームが切り崩すか、という展開となりました。決勝はやはり、塩尻Aと伊那東部中3チームの中で最強の「たなかんちのやま」(田中・山岸ペア)の対戦となりました。その決勝戦、サーブ力と判断力の速さで勝ち上がってきた田中・山岸ペアに対し、田中・小松ペアは相手の位置取りを的確に判断して圧倒。21-11で勝利して、第4回大会の覇者となりました。

 優勝した2チームは、8月23日(土)・24(日)に愛知県碧南市で開催される全国中学生2人制大会「HEKINANマンモスカップJVA全日本ビーチバレーボールU15選手権大会」に、長野県代表として出場します。更なる活躍と健闘をお祈り致します。