長野県中学選抜チームが正式スタート! 結団式にて決意も新たに

― スローガン「一意専心」のもと、全国大会へ挑戦 ―

【県強化委員 山岡航太郎】

 今年12月下旬に開催される「JOCジュニアオリンピックカップ 第39回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」に向け、長野県中学選抜チームの結団式が執り行われました。

 最初に県協会の田原 茂専務理事より御挨拶を頂いた後、主催者である讀賣新聞社の山口正雄松本支局長様からも激励の言葉を頂き、男女選手全員に今年のベスト12を証する認定証が授与されました。これにより、全国大会に向けての本格的な活動が始動します。

 本大会は、将来のオリンピック選手の発掘を目的とし、中学生バレーボーラーの競技力向上、チーム間の交流による友情の醸成、フェアプレー精神の高揚、そして指導者の研修の場として位置づけられています。

 男女長野県選抜チームのスローガンは「一意専心」。ただ一つの目標に心を集中させ、全力で取り組むという意味を胸に、選手達は県代表としての誇りを持ち、仲間と共に高みを目指す決意を新たにしました。

 結団式では、男女主将が自身の思いを語りました。

「この4か月で培った力を大会で発揮したい」

「支えて下さった保護者や先生方に、結果で恩返しをしたい」

「苦しい場面こそ仲間を信じ、声を掛け合いながら最後まで戦い抜きたい」

それぞれの言葉には、日々の鍛錬を通じて得た自信と感謝の気持ちが込められており、代表選手としての責任感が感じられました。

 また、指導に当たるスタッフや日々支えて下さるご家族への感謝の言葉も述べられました。「一戦一戦を大切にし、応援して下さる皆様に感動を届けたい」という言葉には、代表としての使命と覚悟が滲み出ています。

 本大会は12月25日(木)から28日(日)までの4日間にわたって開催され、以下の会場で競技が行われます(今年度は、例年メイン会場の一つとなるエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)が大規模改修のため、大阪市以外の会場にも分散されます)。

  • Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館) 開会式・男女グループ戦・決勝トーナメント1~3回戦・準決勝・決勝・閉会式
  • 大阪市立港スポーツセンター 男子グループ戦
  • 岸和田市総合体育館 男子グループ戦・決勝トーナメント1~3回戦
  • ベイコム総合体育館(兵庫県尼崎市) 女子グループ戦・決勝トーナメント1~3回戦

 全国大会まで残された期間は4か月弱。決して平坦な道のりではありませんが、「一意専心」の精神のもと、選手・スタッフ一丸となって厳しい練習に励んで参ります。12月下旬、全国の大舞台において長野県代表チームがどのような成長を遂げ、どのような戦いを繰り広げるのか、今から大きな期待が寄せられています。

 また、結団式終了後には 長野菅公学生服株式会社様よりメディカルバックを県男女中学選抜チームに寄贈して頂きました。選抜チームの財産として有意義に活用させて頂きたいと存じます。いつもお支え頂きありがとうございます。今後とも皆様の応援をどうぞ宜しくお願い致します。