令和7年度 第73回 北信越高等学校定時制通信制総合体育大会
【松本筑摩高校定時制午前部・午後部バレーボール部顧問 細田 貴仁】
10月18日(土)、福井県で開催された北信越高等学校定時制通信制総合体育大会に長野県代表として、松本筑摩高校バレーボール部の男子チームと女子チーム(※女子はつくば開成学園高校と合同チーム)が参加しました。
今年は北信越の5県中3県の出場があり、男女ともに新潟県・富山県・長野県の3チームによるリーグ戦となりました。
男子チームは、8月に行われた全国大会で1勝もできずに負けてしまった悔しさから、全国大会後は、課題となったサーブと守備に重点を置いた練習を重ね、本大会に臨みました。
その結果、初戦からサーブで流れを作り、落ち着いた守備から得点を重ねて、良い流れのまま最後まで勝ち切ることができました。生徒達が、試合中にもかかわらず「バレー楽しい!」と声を上げて全員で盛り上がっている姿を見て、私も嬉しくなりました。
女子チームは、松本筑摩高校の生徒5名に、つくば開成学園高校駒ヶ根学習センターの生徒を1名加えた「長野県選抜」として、本大会に参加しました。松本筑摩高校としては「2連覇」という重圧を背負いながらも、そのプレッシャーを力に変えて大会に臨みました。初戦はなかなかリズムに乗れず、リードを許す展開となりました。それでも選手達は最後まで諦めずにボールを追い、粘り強くラリーを重ねて逆転勝利を修めることができました。女子のリーグ戦は、3試合すべてがフルセットの接戦となり、体力的にも精神的にも苦しかったと思いますが、そんな中でしっかり勝ち切ることができるチームに成長してくれました。
男女ともに日頃の練習の成果を存分に発揮する機会を頂き、前回大会での長野県男女アベック優勝の勢いそのままに、今回も再び長野県に2つの優勝杯を持ち帰ることができました。
この結果に満足することなく、来年度は北信越大会3連覇へ向けて更に高いレベルを目指し、技術だけでなくチームの一体感も磨いていきます。応援して下さる全ての方々への感謝を胸に、これからも挑戦を続けて参ります。




