第11回 全日本トップリーグ9人制女子 ファーストデビジョン ファイナル 塩尻大会
【塩尻木曽協会理事長 田辺 圭一】
塩尻市ユメックスアリーナに於いて8月2日(土)~3日(日)、標記大会が開催されました。今シーズンよりトップリーグに昇格したEPSON(塩尻市)が出場するということで朝から多くの応援団が駆けつけ、2日にはセイコーエプソン代表取締役社長:𠮷田潤吉様、3日には塩尻市長:百瀬敬様による始球式が行われて大会がスタートしました。
塩尻市出身の原杏奈選手・佐藤玲実選手・原菜々美選手の活躍もあり、9人制独特のネットを使ったプレー、フェイクセット、セッターを中心としたコンビプレーに大いに会場が沸きました。会場には多くの小中学生も応援に駆け付け、6人制とは違ったルールを学びながら9人制の楽しさに触れていました。
初勝利が欲しいEPSONは地元の大応援団の後押しを受け、パナソニック津アドバンス、鹿児島銀行レジオンウイングスと対戦しましたが、惜しくも敗れて初勝利はかないませんでした。来シーズンの戦いに期待したいと思います。決勝は、全勝をキープして11連覇を狙うパナソニックブルーベルズと1敗で首位を追うデンソーレッドフェニックスの戦い。決勝戦にふさわしい優勝にかける思いが伝わる素晴らしいゲームとなりました。見ごたえのある競り合いから最後に抜け出したのはパナソニック。今シーズンを通じて攻守の安定感で他を寄せつけず、パナソニックブルーベルズが見事優勝して11連覇を達成しました。多くの観客が9人制の楽しさ、日本最高峰の技術に魅了された2日間となりました。



