令和8年度 長野県高等学校総合体育大会バレーボール競技 戦評
長野県高体連バレーボール専門部
長野県高等学校総合体育大会バレーボール競技大会が北信地区(長野市)で開催され、6月6日(土)から8日(月)にかけて熱戦が繰り広げられた。
男子決勝は、昨年度の新人戦決勝と同じく松本国際高校(松本国際)と岡谷工業高校(岡工)の対戦となり、強豪校同士の激戦となった。
第1セット、サービスエースから幕を開けた岡工であったが、序盤は松本国際の持ち前のテンポの速い攻撃に苦戦し、5連続得点を決められ4-7とリードされる展開となった。その後は岡工の攻撃も機能し、中盤以降に得点を重ねて21-18とリードした状態で終盤を迎えた。松本国際の猛追により22-23と逆転されるも、最後は岡工の1年生のレフトスパイクが冴え渡り、3連続得点で25-23とし第1セットを先取した。
第2セットは松本国際のサービスエースからスタートした。序盤、岡工のミスが続き、第1セット同様に4-7と松本国際がリードをする。その後はお互いにサイドアウトを奪い合う展開となった。岡工も粘りを見せるが、松本国際は一度もリードを許さず、最後はライトからの攻撃を2連続で決め25-21でセットを取り返し、勝負をフルセットへと持ち込んだ。
最終第3セットは、序盤に松本国際がコンビネーション攻撃を決め3-0とリードをするが、岡工がタイムアウト後すぐに4-4の同点に追いついた。前半は13-12と松本国際の1点リードでコートチェンジを迎えた。後半、松本国際のミドルブロッカーによるブロックや攻撃が決まり、15-12とリードを広げる。しかし、ブロックのマークをエースに絞られると、攻撃のリズムが崩れ17-18と逆転を許す。その後も、岡工のブロックに苦戦し17-20と差を広げられるが、ここから松本国際が怒涛の3連続得点で20-20の同点に追いつく。20点以降は互いにボールを落とさない執念のレシーブから、テンポの速い攻撃を繰り広げる大激闘となった。最後は岡工のレフトエースにトスが上がるも、松本国際の厳しいマークを前に放ったスパイクは惜しくもアウトとなり28-26でゲームセット。セットカウント2-1の激闘を制した松本国際が5年連続14回目の優勝を果たした。
女子決勝戦は、6年連続の優勝を狙う東京都市大学塩尻高校(都市大塩尻)と準決勝で松本国際高校との激闘を制した松商学園高校(松商)の対戦となった。
第1セット序盤2-2から都市大塩尻が多彩な攻撃や高さのあるブロックで7連続得点をとり9-2と一気に松商を突き放した。対する松商はレシーブで粘るもブレイクできずに苦しい展開が続いた。中盤14-7から松商がライトからの攻撃とブロックで3連続得点を奪い14-10まで差を詰めるも、再び都市大塩尻の攻撃が連続で決まり17-12から22-12まで一気に差を広げた。最後は都市大塩尻がダイレクトスパイクを決め25-14で第1セットを先取した。
第2セット序盤は都市大塩尻がレフトから威力のあるスパイクを連続で決め4-0でスタートした。そこからはお互い相手に連続得点を許さず、4点差のまま中盤まで試合が進んだ。12-8と最初の4点差が縮まらずに苦しむ松商だったが、ここから2本のサービスエースを含む4連続得点で12-12とし試合を振り出しに戻した。しかし、13点目を都市大塩尻が取ると給水タイムを挟み3連続得点で15-12とし、差を再び3点とした。その後も都市大塩尻は多彩な攻撃がミスなく決まり22-17と差を広げる。意地を見せる松商もそこから3連続得点で22-20の2点差まで詰めたが、最後は都市大塩尻がレストからエースが力強いスパイクを決め25-20とし、セットカウント2-0で6年連続12回目の優勝を果たした。
男子優勝校は京都府京都市、女子優勝校は滋賀県草津市で行われる全国高等学校総合体育大会への出場権を獲得。また、男女各上位4チームが6月19日(金)~21日(日)に新潟県上越市で開催される北信越大会へ出場する。



