第65回長野県中学校総合体育大会夏季大会(第56回全日本中学校選手権大会 長野県予選会)
男女共に前年度の覇者を倒して男子は長野若穂が、女子はグランツが初優勝
【県中体連専門委員長 小田切克仁・県強化委員 望月 省吾】
長野市のホワイトリングに於いて7月11日(土)・12日(日)、標記大会が開催されました。
男子で1・2回戦を勝ち抜いて2日目に残ったのは、北信1位・2位の長野若穂と小布施クラブに東信1位のさなだSCと南信1位のNEXWAY SC BOARSでした。
Aコートの準決勝では、さなだSCと長野若穂が対戦。さなだSCは昨年、2年生ながら長野県選抜選手に選ばれた184㎝のエース林を中心に攻撃を組み立てましたが、長野若穂はスピードあるコンビバレーで応戦しました。第1セットを先取した若穂は、第2セットも終盤にライトからの速い攻撃で逆転し、2-0で決勝進出を決めました。
もう一方の準決勝、小布施クラブ対NEXWAY SC BOARSは、高い守備力同士がぶつかる好ゲームとなりました。第1セットは小布施、第2セットはBOARSが奪い合いフルセットへ。第3セットは小布施クラブが正確なレセプションから主導権を握り、接戦を制して決勝へ進みました。
決勝は北信地区1・2位同士の長野若穂対小布施クラブ。両チームともレシーブとコンビバレーを武器に競り合いましたが、攻撃の多彩さと決定力で上回った若穂が第1セットを先取。第2セットも若穂が序盤から主導権を握り、小布施の追い上げを振り切って2-0で勝利。小布施クラブの3連覇を阻止すると共に、県大会初優勝を果たしました。
北信越大会出場決定戦は、さなだSC対NEX WAY SC BOARS。第1セットはさなだが林を中心とした攻撃で先取すると、第2セットはBOARSが粘り強い守備とサーブで流れを引き寄せて取り返しました。勝負の3セット目は24-24までもつれる大接戦となりましたが、最後は林のスパイクとブロックが勝負を決め、さなだSCが27-25で勝利。北信越大会出場権を獲得しました。
一方の女子。初日に2連勝して最終日に残ったのは、グランツ・松本国際中学校・NEXWAY SC BOARS・三陽VBCの4チームでした。
先ずCコートの準決勝は、グランツ対NEX WAY SC BOARSという北信と南信の1位対決でした。堅実な守備からセッター古畑の安定したトスワークとアタッカー陣の移動攻撃を軸にしたグランツに対し、BOARSは打ち出しの早いAクイックや、決定力のあるエースにトスを託して対抗しました。最後まで点を取り合う展開となりましたが、デュースとなった1セット目を取ったグランツが、2セット目もBOARSを20点に抑えて競り勝ちました。
Dコートの準決勝は、中信1位の松本国際vs北信2位の三陽VBC。松本国際の落ち着いた試合展開が終始続きました。松本国際が三陽を攻撃力で押し切り、2セットを連取しました。初のベスト4進出となった三陽VBCは、硬さもありましたが、誠実に最後まで戦い切る姿がありました。
松本国際vsグランツの決勝戦、序盤は松本国際が強力なサーブでグランツを崩し、両エースを軸に得点を重ねましたが、グランツは粘り強くボールを繋ぎ、硬い守備力で逆転。1セット目を取ると、次のセットも組織的なブロックや、攻撃の引き出しの多さで松本国際の守備を崩しました。20点以降の競り合いも緩急のある攻めで相手を押し切り、松本国際中の4連覇を阻むと同時に県大会初優勝を手にしました。
決勝戦の隣のコートで行われたNEX WAY SC BOARSと三陽VBCの北信越大会出場決定戦は。上位大会出場をかけた熱い試合でした。三陽は初戦の硬さが取れ、勢いのある試合展開が印象的でした。BOARSの攻撃力にブレることなく、粘り強いディグと繋ぎで流れを作りました。ポジティブで明るいチームカラーが印象的な三陽VBCが3枚目の北信越大会出場の切符を手にしました。
この結果、男子は長野若穂・小布施クラブ・さなだSCの3チーム、女子はグランツ・松本国際中学校・三陽VBCの3チームが、富山県の黒部市・入善町で8月6日(木)・7日(金)に開催される北信越大会に出場します。
この6チームから広島県で行われる全国大会に進出するチームが幾つ出るのか。北信越大会出場チームの更なる活躍を祈念致します。



